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天使のいない12月 雪緒ルート 感想

2013年 09月17日 10:00 (火)

アダルトなゲームの駄べりなので追記での紹介とします。

今回はLeafの天使のいない12月です。

今までのルートだとまともな雪緒が個別ルートだと1番ヤバい人でした。

t12 1

ホント狂ってます。
自殺、死への憧れがなければ完璧超人の須磨寺雪緒です。
須磨寺は独特の雰囲気があり今までのルートでもあまり目立っていません。

ですが個別シナリオは1番重く、メッセージ性も濃い印象を受けました。

最初は「思春期特有の電波娘」としか思えませんでしたが、シナリオを進めて
いくにつれ、「人は生か死か選ぶことができる。」「この世界も記憶も永遠
ではない。」
というセリフや演出で、妙にリアリティのあるストーリーになっていた
と思います。

体をつなげるだけという表現も重かったです。
愛≠セックスという事をこのゲームはドストレートに伝えてきます。
最終的には、あの主人公が「体をつなげただけでどうにかなると思ってんのか!?」
なんて言います。驚きました。

t12 2

雪緒さんは心を捨てたと言っていましたが、それは違います。
犬の墓を作ったり、気を遣ったりできる雪緒に心がないわけがない。

きっと雪緒は怖かったんだと思います。
思い出や仲間、家族も永遠ではない。だから必ず終わりが来る。
自分だけが取り残される恐怖。

そんな終わりのある世界が怖くて、雪緒さんは飛ぼうとしたのではないか
と思います。

その思いにさらに揺さぶりを掛けるのが主人公の妹、木田 恵美梨です。
恵美梨は雪緒に憧れ以上の感情を抱いており、先輩後輩以上の関係に
なろうとしますが雪緒はそれを拒んでしまいます。

そんな世界から雪緒と主人公は飛ぶ(自殺する)という選択をしました。

俺「えぇっ!!(●ω●;)」

普通、止めるんじゃないの?
でもテンプレ展開にならないのがこの作品の面白い所ですよね。

TrueENDが自殺ENDかぁ…救いがないな(T-T)
と思っていたら、なんと自殺に失敗。

なぜか俺は涙目になってました。
そこからの2人のセリフやテキスト、CGがすごく良かったからかな。

「こんなに痛くて苦しいことは、もうたくさん」
「それでも、わたしたち……生きていかなくっちゃいけないんだね……」


特にこの2セリフが泣けましたし、雪緒の口から聞けて嬉しかった。

「自らの死を諦める」ことでこれから2人は生きていくでしょう。
主人公と雪緒なら生きていける。
そう確信できたストーリーでした。

雪緒ルートは尺が短かったですが、すごく濃厚な時間に感じました。

かなり高評価なルートです。

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No title

2014年01月07日 14:01

ちょw ネタバレ含まれていたんですか
興味が有ってやろうと思っていたのに(´・ω・`)

このキャラクターは実存主義なのかな

No title

2014年01月07日 17:19

コメントありがとうございます。

この記事は雪緒ルートをクリアした上での感想なので、ネタバレは大いに含まれています。

特にこの雪緒ルートは天使のいない12月の中でも断トツで面白いと思ったので自然と長文感想となりました(^_^;)
考慮不足で申し訳ないです。

この作品はMomijiさんのおっしゃる通り実在主義のキャラクター、現実逃避するキャラクター等の「心の問題」を深く追求した作品で、エンディング後の考察等ができる作品なのですごくオススメです。