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蒼穹のファフナーについて駄べります。

2016年 01月11日 00:00 (月)

蒼穹のファフナーを全話消化したので簡単に感想を駄べります。
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あなたはそこにいますか。

先に個人的な謝りを入れたい。
今までキャラクターの可愛さを重視したアニメを好んで見ていたので
最後まで視聴できるのか、もしかしたら俺には合わないんじゃないかという壁を
自分の中で勝手に造っていました。

しかしそんな考えを吹っ飛ばすように1話から一気に引き込まれ
自分が見た事がないような世界観、丁寧な構成に衝撃。

振り返ってみれば手を出しづらいイメージがあってロボット系の作品を避けていた気がします。
でもこれから気になったロボット系のアニメは見ていこうって思えるきっかけになった作品。
自分の中で特別な一作になったことは間違いありません。

1番印象に残っているのはカノンと話をするシーンです。
ちなみに俺が1番好きなキャラクターもカノンですね。
どんどん島の人間になっていく過程や最後はみんなと同じように戦いたいと
自分で決めるシーンは本当に感動しました。

「フェストゥムは泣かない」や翔子や甲洋のシーンは胸にきた。
一騎が総士と分かり合うシーンも良かったです。
咲良の同化は身がえぐられるようなキツさがありました…

正直見終わった今でも考えがまとまらずじっくり考察サイトを見たり
ここはこういう意味だったのか等いろんなことをしたいのですが
その前に蒼穹のファフナーについて特に印象的だったことをまとめてみる。

◆死生観について

この作品で1番衝撃的だったこと。そして蒼穹のファフナーという作品の評価を
俺の中で爆上げさせている原因は間違いなく死生観にある。
こんなにキャラクターの「死」を丁寧に扱った作品があるだろうか。

生死の扱いについてはこの作品が今まで見てきた全ての作品の中で1番だと思う。
亡くなったキャラクターを生きているキャラクターが忘れない。
しかもその絶望を力に変えた後も葛藤したり、複雑で繊細な心理描写は
本当にすごいと思った。

好きだったキャラを殺された事実に対して「許せねぇ敵を討ってやる!!」という考えとは
裏腹に「死にたくない・・・怖い!」という恐怖の感情も描かれておりリアルだった。

何度も回想シーン等で亡くなったキャラクターが登場しますが
全て上手くストーリー、キャラクターの心情に絡ませてくるので無駄がない。

こんな作品、俺は今まで見たことがなかったです。

そして戦いに赴く少年少女達だけではなく親、大人の心情もしっかりと
掘り下げられているので、とことんキャラクターに感情移入して見る方におすすめしたい

◆主人公:真壁一騎について

フェストゥム因子の影響もあり本編最強キャラ。
総士の左目を失明させてしまったことをずっと自分を責め続けて
島の仲間の死、フェストゥムとの同化現象を目の当たりにしてどんどん
心を痛める人間性は超人的な力を持ちながら誰よりも人間らしいというか
優しい真面目な性格も非常に魅力があると感じる。

「自分なんて消えてしまえばいい」という考えだった一騎が
総士と分かり合ってからは周りを変えていくのもすごくいい

俺が特に一騎を好きになったシーンは17話のカノンへの問答かなぁ
ずっと消えたいと思っていた過去の自分にも言ってる感じがしてグッときました

◆テーマについて

この作品はひとつのテーマに絞るなら「存在」,「理解」だと思ってる。
あなたはそこにいますか?という問いはもちろんですが島の人間の生き様、
(特に乙姫ちゃんの行動や台詞)もこの作品で特に伝えたいテーマが詰まってたような気がする。

◆気になった点

すごい作品なのは間違いないと思いますが何点か気になった点も挙げてみる。

・専門用語が多すぎてわかりづらい
・物語が中盤から加速するがそれまで少しテンポが遅めでしかもそこまで説明がなく
 置いてけぼりになる可能性が高い
・見終わった後もかなり謎が残る(フェストゥムについて等)

ざっとこれぐらいですがそれでも俺の中で見てよかったと心から思える作品でした。

鬱アニメというイメージがあるかもしれませんがファフナーには
その中でも希望がある作品なので興味があれば先入観を捨てて
ぜひ最後まで見ていただきたい作品です。

俺もRIGHT OF LEFT、劇場版、2期をこれから見たいと思います!
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